猿谷透の精神科医の日記

開業精神科医が毎日の出来事を日記にしたためます。守秘義務の許す範囲で公開していきます

9.17

 連休を過ぎて、結局昨日も明け方まで眠れなかった。一日おきに眠れない日がある。昼間ゆっくりしたら眠れない。

 それでも朝から大勢の患者さんが来院。めげたいのだがめげられない。というか、そんな時間の余裕がない。何とか焦らずに気を大きく持って診察に挑んだ。何とか調子の悪い人もフォローしながら2時頃には診察終了。今日から入職社の面接があり、昼休みが削られる。今日のヒトは経験はないものの感じは良かった。

 お昼仮眠の後は夜診の最初からだが重たい.最近続いている傾向だ。もっと昼飯を減らさないといけないのかもしれない。

 夜診は忙しくなくて午前中のカルテ整理などが出来た。何とか帳尻が合うように出来ている。最後の初診患者は兄弟ともの不登校。父親が付いてきていたが、本人達はなにも喋らず.かなり警戒心が強い。仕方がないので父親から色々聞いておいた。兄弟に学習障害のものがいるので、発達検査などは必須であろう。でも今すぐには勧められないので、外堀からゆっくり埋めていこう.まずは父親から責める。

 最後で時間を食ってしまい書類仕事は何にも出来ず。だいぶん先のばしてきたが、まだ締めきりには余裕がある。心配なのはむしろ給料計算である。残高がぎりぎりなのでやりくりが難しい。ちゃんと計算して入金しないといけない。

 家に帰ってからも、酒は飲んだがリーベと散歩には行かずに給料の残高確認などをして、頭を悩ましていた。たまには経営者らしいこともしないといけない。労務と経理をするのは経営者ならあたりまえのことである