猿谷透の精神科医の日記

開業精神科医が毎日の出来事を日記にしたためます。守秘義務の許す範囲で公開していきます

9.14

 土曜日の診察も息も絶え絶え終わらせて、書類仕事も出来ないままダウン。のそのそ起き出して帰宅。途中スーパーによって食材などを買い足した。

 全く旅行準備を整えていなかったので、帰宅後すぐにボストンバックに詰め込んだ。小分けすることも出来ずに何でもかんでも放り込んだのでたいそう鞄が重くなってしまった。汗びっしょりになりシャワーを浴びてから出発。

 7時頃に出発して、渋滞もなく中国道を西に向かった。途中サービスエリアで食事をする案もあったが、一応冷凍肉まんだけ買っておいて最悪に備えた。蒜山高原サービスエリアに着いたのが夜9時過ぎ。ラッキーなことにまだ売店が開いていたので、海鮮かき揚げ蕎麦 味噌ラーメン、チャーハンを夫婦でまわし食いした。

 腹一杯になってしまって、さほど酒を飲む気にもならずにワンコの散歩を済ませて就寝。妻はいつものごとく寝オチしていたが、俺の方は全く眠れず。疲れていて、目も重いのだが眠れない。iphoneで音楽を聴いたりしていたが、眠れずにツイッターを始めたりしたがダメ。結局デパスを飲んだが、それでも眠れない。一度気晴らしにトイレに出かけて、皿にマイスリーを飲んだがまだ眠りが来なかった。これから旅行の時には昼寝を控えることにしよう。

 翌朝は朝からザーザー雨が降っている。眠れないので何度も天気予報を確認していたのでこうなることは分かっていた。妻がワンコの散歩は済ませてくれていたので、フラフラと起き出してきてからさっさと蒜山バーガーの朝食を済ませて、道の駅で野菜を買い物するだけで帰路についた。ワンコ達は何が起こっているのか理解出来ない様子だったが、天気が悪いことは分かっているようでさほどぐずることもなく、昼過ぎには自宅に帰り着いた。

 さほど片づける荷物もなく、さっさとスパゲッティーをゆでて晩飯を済ませ、そこからはさすがにスムーズに眠りにつくことが出来た。

 翌朝は風の音で目が覚めた。暴風雨。台風がそれずに関西に直撃した。珍しく京都や大阪で川の氾濫が起こり、各地で避難勧告が出た.幸い此方は水が迫ることもなく、避難するには至らなかったが、テレビではこれでもかこれでもかと水に埋まった光景を映し出していた。

 こんな日はなにもすることは出来ない。外に出ようものなら風雨でケガをする。ゆっくりビデオでも見ようと思ったら、なんと予約していたはずのメイウエザー対アルバレス戦が撮れていなかった。なんということだ.しかも再放送は来週までない。それまで結果を見ないようにしないといけない。どうすればよいのだ。暗澹たる気持ちのまま、仕方がなくチキンのローストを作り出したり、ついでにカレーを作ったりずっと厨房に居座ったままだった。

 食事はなかなかゴージャス。高級シャンパンとワインを空けて、プチお祭り気分を楽しんだ。しかしこれで何週間週末に遊んでいないのだろう。かなりフラストレーションがたまって来ている。このままでは反社会的行動に出てしまいそうである