猿谷透の精神科医の日記

開業精神科医が毎日の出来事を日記にしたためます。守秘義務の許す範囲で公開していきます

1/19 2015

先週から悩まされていた腰痛は随分良くなってきた。もっとマメに水泳に通えれば良いのだが。目覚めは悪くて職場着が6時半過ぎになった。寒さは幾分緩んでおり、部屋で過ごすことにも苦痛が少ない。朝から患者さんが途切れることなく続く。お正月を難なく過ごした人、調子を崩してしまった人さまざまである。先週入院紹介をした患者さんの家族から問い合わせがあり、入院した病院の医師から違う診断を受けた、どういうことだ!とと怒っている。そんなこと知らんがな。入院主治医の判断は分かりかねるが、精神科では診断名もいろいろあり呼び名が変わることがあるということを丁重に説明したのだが納得せず、午前中いっぱいずっと電話のやりとりが続いた。なんなんだこのクレーマーは?別に診断名が変わろうが良くなればいいし、俺に不信感があるのなら病院を変わればいいじゃないか。入院先病院にも連絡を入れて対応を検討し午後3時頃やっと解決した。入院依頼していなければ早々に切ってるのだが、相手先に迷惑をかけるわけにはいかない。徒労といえば徒労である。でも仕方がない。その中でも午前中に50人強の患者さんを診察していた。昼休憩はほとんどなく夜の部へ。割とゆったりとしたペースが続き、紹介状なんかも書けたりした。最近午前の部と夜の部で混雑に差が生まれている。夜が混雑するのは金曜日くらいになってきた。それでも変に長くかかる人もいるのでこれくらいゆとりがあったほうが嬉しい。この日も常連の女性がつかみどころなく不調を訴え居座った。要は子供が独立して寂しいだけなのだ。結局明日以降から入院依頼することで機嫌がなおって帰っていった。朝のゴタゴタの病院へ依頼しないといけない。これだから邪険には出来ないのだ。終了8時。年金1通。タイムカードや給料明細などを仕上げて9時前に終了。帰宅後はトンしゃぶで焼酎。食後にバクライでウイスキーを2杯。妻に腰を揉んでもらって12時半に就寝