猿谷透の精神科医の日記

開業精神科医が毎日の出来事を日記にしたためます。守秘義務の許す範囲で公開していきます

12/9 2014

朝は風呂がわいてなかったので仕方がなく入浴なしで出勤した。朝ついてから準備をしていたら妻から胸痛がするのLINE。いつも失敗した後は体の不調を訴えるので、また今度もそうだろうと思ったのだが、かなり痛む様子。場合によっては救急車もと考えたが、胃薬を飲んでしばらくしていたら治ってきた。逆流性食道炎だったようだ。お互い歳をとると気をつけないといけない。診察は非常にゆっくりペース。初診も入っていたので暇にはならないのだが、合間に書類を仕上げたりしても全然混み合わないくらいのペースだった。最後の方は多くのキャンセルが出たので、専門医レポートを一通仕上げてしまった。まだ締め切りまで1ヶ月半もあるのに快挙である。お昼に外食も考えたが、面倒臭くなって梨とお味噌汁。そのあとベッドでストレッチしていたら寝入ってしまい、4時までたっぷり仮眠をとった。夜も混み合うことはなく、手帳診断書の下書きをして間を潰した。最後予約外でこられた患者が院外薬局の文句をまくし立てた。もらった薬の袋が破れていて粉薬が外にこぼれていたらしい。しかもこれが二回目。そりゃあ怒るでしょ。他の患者も入れたら俺の耳に入るのは3度目だもん。馬鹿じゃなかろうか。一回そんなことになった機械は返品交換させなければならないだろう。何事においても物事を甘く見る体質がこういう失敗を生み出しているのだ。店長が釈明を求めたが、会う気にならずに突っぱねた。そんなこんなで時間がかかってしまい終了が遅れ、手帳の診断書を4通仕上げたら8時を回っていた。急いで帰って魚のお鍋。日本海のババアという面妖な魚。それがとてつもなく美味い。舌鼓を打って、酒も進みビール焼酎ワインウイスキーのフルコース。食後は犬の医学の勉強。デタラメばかり書いてある。獣医学なんて怪しいもんだ。文句を言いつつ11時半には寒くなって就寝