猿谷透の精神科医の日記

開業精神科医が毎日の出来事を日記にしたためます。守秘義務の許す範囲で公開していきます

2/17 2014

一ヶ月の中でもおそらく一番忙しい予定の1日が始まった。カラダは気だるいものの気力は充実し、脱力診察によりテンポも良くなっている。話をよく聞くこともできるし疲れも少ない。午前は50人超、夜は少なくて30人ほど。なんとか最後まで集中力が続いた。
 よく言われることだか、私は今誰の役にもたってないから、生きる値打ちがないんです。と言う人が多い。でもそれって奴隷の発想なんだよね。自由に生まれ出た人間は誰の役に立たなくとも生存の権利がある。これ近代以降は当たり前。でも、どうしても働かざるもの食うべからず、と思っている人が多い。それより自分が生きているだけで誰かの役にたってると言うことに気づいて欲しい